夢小説ブログ
☆ブログで短編夢小説☆ NARUTO・進撃・ブリーチ・D灰あたりでのんびり更新。 こっちに載せるくらいなら本家サイトでしろって?(´・ω・`)えへへ…
別々の道 (カカシ)
- 2013/11/20 (Wed) |
- NARUTO |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
お相手:カカシ
夢主:くノ一
※不倫設定なので、カカシが結婚しているのはイヤとかいう人はスルーでお願いします。
※名前変換では、苗字は入力しなくていいです。
はぁ、はぁ…。
あの木を過ぎてもう少し山を登るとあの人が待っている。
屋根伝いに飛び移り、里の端まで来た。
そこから先は大きな木々が茂った森。
森を駆け抜けると視界が開ける。
真っ暗なところから一気に里の明かりが見えとても綺麗。
二人のお気に入りの場所。
すでに来ているあの人の背中に抱きついた。
「おまたせ、カカシ」
「お疲れ、翡翠」
里では季節はずれの冬に花火があがる。
その日だけは、何としてでも時間を作ってた。
「ごめんね、任務が長引いてしまって。その代わりに、ほら、これ」
にっこり笑いながら差し出したお酒。
カカシはわかってたかのように、懐からおちょこを二つ出してきた。
「あ、今年はその銘柄なんだね。中々手に入らないってアスマが言ってたヤツ」
「ふふふ、そうよぉ。この日のために手にいれてきたのよ」
『アスマには内緒ね』とウインクしてみると、カカシは『りょーかい』と同じくウインクをかえしてくれた。
「さぁ、翡翠。そろそろ始まるから、こっちにおいで」
そう言って脚をぽんぽんっと叩くカカシ。
私の特等席。
小さな子供みたいだけれど、あぐらをかいたカカシの脚のところにすっぽり納まり、後ろから抱きしめられるのが好き。
花火が上がり始め、お酒のせいで二人の体温も上がり始めた。
真冬だというのに全然寒くない。それどころか熱いくらいだ。
「カカシ、今年の花火も綺麗だねぇ。雪がちらつく中、花火が見れるなんて素敵」
後ろから回された、たくましい腕。
その腕に自分の腕を絡ませた。
「あと何回、こうやって二人でみれるんだろうね」
「そうだねぇ、あと何回だろう」
カカシは優しい声とはうらはらに、少し乱暴にキスをしてきた。
「あっ…ふっ、んっ…」
しまった…
「ごめん、カカシ。はずすから怒らないで」
慌ててはずそうとしたら、カカシに先にはずされてしまった。
「コレは、帰るまで預かっておくよ。今は、オレだけの翡翠でいて」
カカシの手のひらで光るソレは、もう何年も前に他の男のものになったという証。
「うん、本当にごめんね。カカシもはずしてくれてるのに」
そう…、カカシも他の女のもの。
それぞれにパートナーがいる。
こんなことはいけないとわかっている。
それでも、やめる事は出来ない。
年に一度の逢瀬。
カカシも私も本当の自分に戻れる日。
あの日を思い出しながら。
そして、毎年同じ疑問を投げかける。
「ねぇ、カカシ。何で私達は別々の道を選んじゃったんだろうね」
頂き物:大好きな絵師様からです。
お名前出していいか聞くの忘れたのであえて出しません!
わかる方、おられるはず^^
夢主:くノ一
※不倫設定なので、カカシが結婚しているのはイヤとかいう人はスルーでお願いします。
※名前変換では、苗字は入力しなくていいです。
はぁ、はぁ…。
あの木を過ぎてもう少し山を登るとあの人が待っている。
屋根伝いに飛び移り、里の端まで来た。
そこから先は大きな木々が茂った森。
森を駆け抜けると視界が開ける。
真っ暗なところから一気に里の明かりが見えとても綺麗。
二人のお気に入りの場所。
すでに来ているあの人の背中に抱きついた。
「おまたせ、カカシ」
「お疲れ、翡翠」
里では季節はずれの冬に花火があがる。
その日だけは、何としてでも時間を作ってた。
「ごめんね、任務が長引いてしまって。その代わりに、ほら、これ」
にっこり笑いながら差し出したお酒。
カカシはわかってたかのように、懐からおちょこを二つ出してきた。
「あ、今年はその銘柄なんだね。中々手に入らないってアスマが言ってたヤツ」
「ふふふ、そうよぉ。この日のために手にいれてきたのよ」
『アスマには内緒ね』とウインクしてみると、カカシは『りょーかい』と同じくウインクをかえしてくれた。
「さぁ、翡翠。そろそろ始まるから、こっちにおいで」
そう言って脚をぽんぽんっと叩くカカシ。
私の特等席。
小さな子供みたいだけれど、あぐらをかいたカカシの脚のところにすっぽり納まり、後ろから抱きしめられるのが好き。
花火が上がり始め、お酒のせいで二人の体温も上がり始めた。
真冬だというのに全然寒くない。それどころか熱いくらいだ。
「カカシ、今年の花火も綺麗だねぇ。雪がちらつく中、花火が見れるなんて素敵」
後ろから回された、たくましい腕。
その腕に自分の腕を絡ませた。
「あと何回、こうやって二人でみれるんだろうね」
「そうだねぇ、あと何回だろう」
カカシは優しい声とはうらはらに、少し乱暴にキスをしてきた。
「あっ…ふっ、んっ…」
しまった…
「ごめん、カカシ。はずすから怒らないで」
慌ててはずそうとしたら、カカシに先にはずされてしまった。
「コレは、帰るまで預かっておくよ。今は、オレだけの翡翠でいて」
カカシの手のひらで光るソレは、もう何年も前に他の男のものになったという証。
「うん、本当にごめんね。カカシもはずしてくれてるのに」
そう…、カカシも他の女のもの。
それぞれにパートナーがいる。
こんなことはいけないとわかっている。
それでも、やめる事は出来ない。
年に一度の逢瀬。
カカシも私も本当の自分に戻れる日。
あの日を思い出しながら。
そして、毎年同じ疑問を投げかける。
「ねぇ、カカシ。何で私達は別々の道を選んじゃったんだろうね」
頂き物:大好きな絵師様からです。
お名前出していいか聞くの忘れたのであえて出しません!
わかる方、おられるはず^^
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